私が初めて並んだのはiPhone 3GSの発売日前日、表参道ソフトバンクショップでした。
Appleを愛する人、ダダ漏れ配信する人、Android研究会的な方。興味深い出会いがあり、なんだか同級生的な感覚が芽生える不思議な「Apple行列」
様々な人達がさまざまな思惑で行列に並んできました。
が、今年は何かが違う。転売目的の方で埋め尽くされておりました。
これまでとの違い。
1,予約組の増加(TL調べ)
2,転売目的の大陸系の方多数
3,取材班減少
1,予約組の増加(TL調べ)
Twitterのタイムラインをながめていると、今年は予約注文の方が多く感じました。
中でも通販組が多く、しかも発売日前日に発送完了しているため最もスマートに端末ゲットされていることでしょう。
そもそも、予約注文できるのに並ぶのっておかしいよね。
2,転売目的の大陸系の方多数
異様な行列。これまで見たことのない集団が多数。
外国人を差別する気もないし、日本にお住まいの方が自分で使うために買うのであれば当たり前なのですが…
明らかに統率された集団が並んでいました。
粛々と夜が明けるのを待つ方、ゲームをしている方、スマートフォンで映像を楽しむ方。響く大陸系言語。ここは本当に日本なのだろうか。
国際都市、東京であれば、これくらいの多国籍感は許容レベル…こえてるよ。。
実は、中国ではiPhone 6の発売の目処が立っておらず、中国の回線でも使えるiPhone 6 SIMロックフリーモデルは誰もが欲しがるものに。
需要と供給のバランスが崩壊したところに転売屋あり。高値で取引されるでしょう。
組織的にSIMロックフリー端末を購入し、本国に移送されるものと思われます。
【中国人バイヤーの買い取りチラシ】23:00 apple銀座。バイヤーが配っているチラシ入手!白ロム、iPhone6 16GBを、何と「95000円」で買い取るとの宣伝チラシ。日本の携帯番号が書いてあった pic.twitter.com/fNY0tr5xn0
— 三上洋 (@mikamiyoh) 2014, 9月 18
こんなチラシが配布されていたとか…
中国ではどれくらいの価格で売買されるのでしょうか。
また、大陸系の方だけでなく、日本人と思われる行列代行の方も多数。
はっきりいって異様。率直に怖いなと思いました。あの場に行かなければわからない感覚としか申し上げられません。
そういった方々を重く見たのか、ハイブランドのショップの前では行列が作られず、Apple 銀座を起点に京橋方向まで点々と行列が伸びておりました。(18日22時ころ)
警察官も多く出動しており、いろいろな集団に話しかけながら監視していました。ものものしい。110番通報も多数出ているとのこと(メディア関係っぽいひとがポロリと言っておりました)
3,取材班減少
ちょっと情報源が見つからないんですが、Appleは表参道店をプレス向け店舗に設定したらしく、昨年までと比べてテレビクルーなどが激減。
フジテレビ系列の「とくダネ!」のクルーは確認できましたが、その他は確認できず。
また、目立ちたい人、取材されたい人は表参道に行ってしまったためしっぽりとした行列。昨今の売名行為としての行列にはモヤモヤしていたので、スッキリしていて良い感じです。(3GSの時の自分の行為は棚上げです)
.@torinohatsuko さっきめざましに出てたあやかさん(*^_^*) pic.twitter.com/tDtjjJ8aPw
— のぶき ちひろ (@nobukichihiro) 2014, 9月 18
とにもかくにも、転売組。怖い。
来年からどうなるのだろうかと心配になります。