iPhone 6/iPhone 6 Plus に搭載されるNFCチップはApplePay専用ではないか?という疑惑が。出荷時には各種周辺機器とのペアリングにすら使えないようです。しかし、出荷時の制限であって今後開放されていく可能性はあります。
Cult of Mac によると
1,出荷時にはApple Pay専用である
2,Appleが採用したNXP社製NFCチップは汎用的なものである
3,Appleの発表会でNFCを使ってドアを開けるデモがあった
出荷時にはApple Pay専用である
NFCにはロックが掛けられています。Apple Pay を利用するAPIなどは順次開放されていくとアナウンスされていますが、NFCに関する情報は出ていません。
スピーカやデジタルカメラとの接続、端末同士でデータのやり取りなどには利用できないということになります。
Appleが採用したNXP社製NFCチップは汎用的なものである
しかし、iPhone6 / Plus に特殊なNFCチップを採用したわけではありません。
Appleが採用したと思われるNXP社製のNFCチップは汎用性の高いものであり、Appleがソフトウェアアップデートなどでロックが解除されれば一般的な利用が可能になります。
Appleの発表会でNFCを使ってドアを開けるデモがあった
スターウッド系列のホテルとのパートナーシップにて予約からドアの解錠までApple Watchで出来てしまうというデモがありました。
NFCチップを用いた解錠と明言されているわけではありませんが、ホームキットやアプリでの利用など様々な分野へのNFC利用が期待されています。
以上、出荷時には「NFCロック」がかけられた状態で出荷される iPhone 6/6 Plusですが、どこかのタイミングでオープン化されることを願っています。
ちなみに、FeliCaチップが搭載されていないので、NFCロックが解除されても日本で「おサイフケータイ」として利用することはできません。
Apple confirms iPhone 6 NFC chip is only for Apple Pay at launch | Cult of Mac