全くおせっかいなTwitterの仕様変更だ。
誰かのRTというわけでもないのに、今後はフォローしてない人の投稿が自分のタイムラインに飛び込んでくるかもしれない。(詳細は文末にて)
究極に自分勝手な空間を作ることが出来るのがTwitterの本質の一部だと思っていただけに残念に思う。
タイムラインに醸しだされる生命の息吹
独自の判断により投稿者にマッチしたツイートが表示されるらしい。
それならばキュレーションアプリやまとめサイトを使う。他人や機械によるマッチングに満足しているならばわざわざTwitterを使う必要はない。
それなりの人数をフォローさせていただくと、タイムラインには不思議な空気感が醸しだされる。検索ツールとも、RSSリーダとも違う生命の息吹さえ感じる。
何かのきっかけでフォローをし、必要ないと感じれば何の罪悪感もなくリムーブする。
積み重ねることで自分だけの居心地のいい空間が出来上がってきている。
(視野が狭くなるという弊害はあるが)
かつてのmixiにも同じように「醸しだされた空気感」があった。
それを支えていたのは、
- クローズドな空間で邪魔されずコミュニケーションが出来る。
- 招待制ならばそもそも変な人が登録できない。
(実際には招待状をバラまいていた人が大量にいたけど)
招待制を廃止してから、ほとんどmixiにログインすることは減った。濃密でドロドロとしたクローズドな空間が心地よかったのだが、違うなと思うことが多くなりログインしなくなった。
Twitterは自由だ。自分勝手をコレでもかと肯定してくれる。自分が見たい世界。自分の理想の情報であふれた桃源郷をみているのだ。
そう、タイムラインはユートピアである。
最後に見事なTwitter運営でお馴染みのシャープ公式アカウントを御覧ください。
弊社ツイートが“不純物”表示された際は、なにとぞご容赦ください。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2014, 8月 20
補足
ITmediaの速報によれば、米国版のTwitterに下記のような表記が見られるらしい。
「さらに、あなたがフォローした方がいいアカウントのツイートや、人気があったりあなたに関連性が高いとTwitterが判断したツイートを、あなたのタイムラインに追加します。つまり、あなたがフォローしていないアカウントのツイートが表示されるということです。Twitterはタイムラインに表示するツイートを、ツイートの人気やあなたのネットワーク内での扱いを含むさまざまな要素に基いて選択します。その目的は、あなたのタイムラインをさらに関連性を高く、興味深いものにすることです」が追加された。